芸人「ぺこぱ」のツッコミ松陰寺太勇の素顔に迫る!


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お笑い芸人ぺこぱのツッコミ担当、松陰寺太勇は、つっこまずに肯定するという新しいスタイルの漫才をM-1で披露し話題になりましたが、過去には着物にローラースケートという強烈過ぎるキャラで活動していました。

最近はキャラも落ち着きましたが化粧だけは今でもしていて、その素顔も気になるところです。

今回は2020年注目の芸人「ぺこぱ」のツッコミ松陰寺太勇の素顔に迫ります。

目次

芸人「ぺこぱ」の 松陰寺太勇の素顔とは

お笑い芸人の「ぺこぱ」は、結成11年目でM-1グランプリに7回目にして初の決勝進出を決めました。「ぺこぱ」は、松本人志から「ノリつっこまないボケという新しいジャンルを切り開いた」と言われるなどM-1グランプリの優勝候補といわれていました。松本人志や周囲から認められるようになったことで、「ぺこぱ」も本気で優勝を意識するようになったようです。

しかし、優勝は「ミルクボーイ」に決まり、「ぺこぱ」は3位に終わりました。「ぺこぱ」の 松陰寺太勇は、最初はスーツ姿で時事漫才をしていましたが、その後ボーイズラブ漫才、ヒップホップ漫才、教師などの漫才を経て、WAHAHA本舗を主宰している喰始のアドバイスから、着物を着て派手な化粧をするようになりました。

「ぺこぱ」の 松陰寺太勇は、「キザ芸人」としてローラーシューズを履いて舞台上を動き回っていましたが、当時はやはり目立つ事に気持ちが向いていたというのは否めないようです。

また、「おもしろ荘」に出演したときに、ナインティナインの岡村隆史から「着物じゃないほうがええんちゃう?」と真顔で言われた事や、事務所の先輩であるTAIGAからも「スーツの方が伝わる」と言われたことがきっかけで、松陰寺太勇は漫才が伝われば着物やローラーシューズはいらなくなってくると思うようになったそうですから、自分達の漫才に自信が持てるようになった証拠だといえるでしょう。

「ぺこぱ」がM-1グランプリの決勝に進出したときのインタビューで、M-1で勝ち上がるために取り組んできた事は?という質問に対し、松陰寺太勇はまず着物を脱いだ事だといいました。そして、化粧も一度はやめたけれど、それだとただのおっさんになってしまうので、化粧だけは残しましたと答えています。

【以下引用】
着物を脱いだことですね。化粧も一度やめたんですが、ただのおっさんになってしまうので、化粧だけは残しました。
【引用元:お笑いナタリー

アイライナーも以前は髪の生え際まで描いていましたが、かなり短くなっています。

まずは今の松陰寺太勇です。

次に昔の化粧が濃い時代の松陰寺太勇です。

最新のインタビュー記事には、松陰寺太勇は自身の顔もおもしろくないし、とにかく武器や特徴が欲しかったと語っています。漫才の中でも「キャラ芸人になるしかなかったんだ!」と叫びますが、これもほぼ本心のようです。

【以下引用】
漫才中にも「キャラ芸人になるしかなかったんだ!」と叫んでますが、あれはかなり本心で、僕自身は顔もおもしろくないし、とにかく武器や特長が欲しかったんですよね。
【引用元:QJWeb クイックジャパンウェブ

ちなみに松陰寺太勇が自身でも面白くないと語る、化粧をしていない素顔がこちらです。

ただのおっさんですね。笑

ぺこぱ松陰寺の肯定ツッコミが生まれた理由とは

「ぺこぱ」の 松陰寺太勇のツッコミには、優しさを感じるという人がいます。なぜ、松陰寺太勇のツッコミが受容や肯定に向かうようになったのか?そんな疑問に対して、松陰寺太勇は、「ボケてつっこむ」をさらに裏切りたいと思ったそうです。

そこで行き着いたのが「ノリつっこまない」であって、優しさが先行ではないと語っています。確かに優しいと言って頂いていますが、僕自身はそんな人間ではないと松陰寺太勇は言います。

そういえば、昔「ぺこぱ」がやっていたヒップホップ漫才や、政治を鋭く斬っていく漫才ではそれほど優しいといったイメージではありませんでした。ノリつっこまない漫才が、たまたま優しいイメージを植え付けているのかもしれません。そこに至ったわけは、単純ではなく色々と考えている松陰寺太勇の計算高いところもあったということでしょう。また、なんとかして売れたいという執念のようなものも感じます。

【以下引用】
システムの物珍しさが売りだったので、手の内がバレるとインパクトが薄くなるじゃないですか。
【引用元:QJWeb クイックジャパンウェブ

松陰寺太勇は事務所が何もしてくれないから売れないんだってボヤいている先輩がいたけれど、それを見て人のせいにしているうちは駄目だって心の中で思っていたそうです。そこから「自分を責める」っていう発想が出てきたそうで、例えば、2回も車にぶつかるってことは俺が車道側に立っているのかもしれないみたいなツッコミにつながったのかなと思うと語っています。

【以下引用】
「人のせいにしてるうちは絶対ダメだ……」と心の中で思って。そこから「自分を責める」っていう発想が出てきて、「2回もぶつかるってことは俺が車道側に立っていたのかもしれない」みたいなツッコミにつながったのかなとは思います。
【引用元:QJWeb クイックジャパンウェブ

松陰寺太勇は、相手が横を向いたんじゃなくて、俺の方が変かもしれないという考えにいたり、そんなネタを思いついたのが1~2年前だったといいます。彼は当時葬式屋でアルバイトしていたそうですが、ひどい扱いを受けていたそうです。

こっちは35歳なのに、20代の上司たちから、「芸人なんだ(笑)ぺこぱは知らない」とか言われ、「いいからこれ運べ」っていう感じだったそうです。その時に心をなくしかけたそうですが、その時も彼らを責めるのはやめようと思ったといいます。松陰寺太勇は自分が知られていないのが悪いのだと考え、かなりしんどいバイトだったらしく、そうしていないと心がもたなかったと語っていました。

松陰寺太勇は、葬儀社でのバイトで年下の上司からの言葉などから、今の漫才のネタに生かされているというのは、大変興味深い話だと思います。意外とまじめな松陰寺太勇の一面を見せていますが、もしその年下の上司を恨んだり、きついからとバイトを辞めていたら「ノリつっこまない」は誕生していなかったかもしれませんね。

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まとめ

  • ぺこぱ松陰寺の素顔はおっさん
  • 肯定つっこみが生まれたのは葬儀屋バイトのおかげ
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