神木隆之介はドラマやCMだけでなく、声優としても活躍していますが、2021年3月にはエヴァンゲリオンシリーズの4作目である『シン・エヴァンゲリオン劇場版』の碇シンジ役を演じて話題になりました。
神木隆之介は8歳に声優デビューしているため声優としてもベテランですが、一部では下手という噂もあります。
神木隆之介が声優をした作品の興行収入を紹介しながら、神木隆之介の声優が本当に下手なのか検証します。
神木隆之介がシン・エヴァンゲリオンの碇シンジの声優と話題
『エヴァンゲリオン劇場版』の4作品目となる映画『シン・エヴァンゲリオン劇場版』は、
新型コロナウイルスによって2度の公開延期を余儀なくされましたが、ついに2021年3月8日に公開されることとなりました。
そして、この映画の話題になっていることのひとつに、碇シンジの声を神木隆之介が演じていることがあげられますが、以下にその内容を見ていきます。
シン・エヴァンゲリオンで成長した大人の碇シンジの声優が誰か気になるの声
映画シン・エヴァンゲリオンでは、これまで碇シンジは声優の緒方恵美が演じていました。
しかし、今回の『シン・エヴァンゲリオン劇場版』では、碇シンジが大人になった姿で登場し、しかも緒方恵美の声ではなく男性の声になっていました。
碇シンジの声が男性の声になっていたことで、いったい誰が演じているのか気になるという声もあって注目されるようになりました。
シン・エヴァンゲリオンのエンドロールで神木隆之介の名が
碇シンジの声が男性の声になっていたことで、誰が演じているのか注目されましたが、エンドロールの中に神木隆之介の名前が出ていることで、はじめて碇シンジの声が神木隆之介だったことが分かりました。
それにしても、こうした有名なタレントを起用する場合、通常は話題性を高めるために事前に宣伝するのですが、今回の『シン・エヴァンゲリオン劇場版』では一切そうした宣伝を行っていませんでした。
そして、通常行うであろう有名タレント起用の宣伝を全く行わなかったことで、逆に『シン・エヴァンゲリオン劇場版』の話題のひとつになったと言えるでしょう。
また、宣伝のための起用ではなく、純粋に声優・神木隆之介として起用されたとも言えます。
神木隆之介がシン・エヴァンゲリオンで碇シンジの声優ができたのはジブリのおかげ?
『シン・エヴァンゲリオン劇場版』の監督である庵野秀明は、新人のときに宮崎駿の『風の谷のナウシカ』のアニメーターに応募していますが、宮崎駿は庵野秀明の才能を早くから認めてすぐに採用しています。
『風の谷のナウシカ』では、巨神兵が登場するのですが、宮崎駿は新人の庵野秀明に巨神兵の全場面を全て担当させ、しかも出来上がった原画に宮崎駿はほとんど手直ししなかったといいますから、庵野秀明をかなり信頼していたのでしょう。
そんな庵野秀明ですから、ジブリとの繋がりは、かなり深いものといえるでしょう。
また、神木隆之介も声優としても活躍していますが、特にジブリ作品に多く出演していることで有名です。
神木隆之介が声優としてデビューしたのは、2001年のジブリ映画『千と千尋の神隠し』の坊役で、当時の神木隆之介は8歳でした。
坊役では、8歳とは思えないようなレベルの高い演技力で注目されました。
その後、2003年にはフランスのアニメ映画『キリクと魔女』の主役キリクの声を担当しましたが、当時の神木隆之介の年齢は10歳でした。
この『キリクと魔女』は国際的にも評価され、多くの映画賞を受賞し、日本語版としてスタジオジブリが制作しました。
翌年の2004年には『ハウルの動く城』で、ハウルの弟子であるマルクル役を演じていますから、神木隆之介とジブリとの関わりも深いものがあります。
そんなジブリとの関わりが強い神木隆之介ですから、同じくジブリとの繋がりがある庵野秀明監督の作品『シン・エヴァンゲリオン劇場版』で、声優として起用されたのは、ある意味当然なのかもしれません。
神木隆之介の声優に下手という評価が出ているのはなぜ?
神木隆之介は現在27歳ですが、声優としてデビューしたのが8歳の時のジブリ映画『千と千尋の神隠し』ですから、声優歴はすでに20年近くになります。
ですから、神木隆之介は声優としてもすでにベテランといえるでしょう。
しかし、そんな声優としてベテランといえる神木隆之介でも、声優としては下手だという評価もあるようです。
どうして神木隆之介は声優として下手と言われるのか?調べてみたのですが、その理由になるものが見つかりませんでした。
そもそも神木隆之介が声優として下手ならば、ここまで声優として活躍できるはずがありませんし、むしろジブリ作品など彼の声優としての演技力が買われているからこそ、起用されてきたというのが事実でしょう。
神木隆之介が下手と言われていたのは、まだ声優を始めた小さい頃の話で、最近の神木隆之介は俳優としても声優としても高い評価となっています。
神木隆之介が声優を担当した作品の興行収入が凄い
神木隆之介は声優歴が長いことから、子供のころの出演した作品の一部で声優が下手という評価があったわけですが、現在はベテラン俳優となり非常に高評価を得ています。
さらに興行収入を見てみると、子供時代に出演した声優作品でもしっかりとヒットに貢献しており、神木隆之介が声優を担当したジブリ映画などの作品は、どれもが高い興行収入を上げています。
神木隆之介が声優を担当した作品の興行収入トップ3を紹介します。
神木隆之介が声優出演作品の興行収入第1位:千と千尋の神隠し
神木隆之介が声優として出演した興行収入第1位の作品は『千と千尋の神隠し』で、興行収入は約316億円です。
『千と千尋の神隠し』は、2001年に公開され、神木隆之介は湯婆婆の息子の坊役で出演しました。
当時8歳とは思えない、神木隆之介の演技力が注目されました。
神木隆之介が声優出演作品の興行収入第2位:君の名は。
神木隆之介が声優として出演した興行収入第2位の作品は『君の名は。』で、興行収入は約250億円です。
『君の名は。』2016年に公開され、神木隆之介の役柄は立花瀧で、田舎に済む女子高生の宮水三葉と身体が入れ替わるという物語です。
神木隆之介が声優出演作品の興行収入第3位:ハウルの動く城
神木隆之介が声優として出演した興行収入第3位の作品は『ハウルの動く城』で、興行収入は約196億円です。
『ハウルの動く城』は2004 年に公開され、神木隆之介はハウルの弟子のマルクル役で出演しました。
神木隆之介は当時10歳でしたが、堂々とした演技力で話題になりました。
まとめ
- 『シン・エヴァンゲリオン劇場版』の碇シンジの声は神木隆之介
- 神木隆之介は声優として、多くのジブリ映画に出演している
- 神木隆之介は、声優の実績とジブリつながりで碇シンジ役に抜擢された
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